江川紹子さんのツイッターでの発言
政府は、日本の言論・表現を萎縮させ、窮屈なものにしたいらしい。こんなことしてたら、日本の対外イメージも最悪。内外のアーティストは意欲的な作品発表の場に日本を避けるようになるのでは… →文化庁、あいちトリエンナーレへの補助金を不交付の方針:朝日新聞デジタル https://t.co/QNMxoEBZ4Q
— Shoko Egawa (@amneris84) September 26, 2019
江川紹子さんに対する「いいね」なリプ
私がチェックした時点で、特に「いいね」が多かったリプライ(返信)はこんな感じです↓
嘘の反日ブロパガンダ展示物 慰安婦像を国の資金で展示するという馬鹿げたことを拒否した文化庁は正しい!
— 井上雅夫(IPCC報告書研究家) (@co2tw) September 26, 2019
開催の主体が権力側の自治体で、そこに公費が費やされ公務員が動員されました。
さらに、昭和天皇の御影を焼き踏みつけたり、特攻隊で散った若き命を侮蔑するヘイト作品。
それらをアートだの表現の自由だのと称賛する国があれば教えてください。— 煩祭 (@bonsai_cheep) September 26, 2019
事前の申請内容に不備があった愛知県の問題なのでは?
— りぞるばー🤾♂️WhatIsThePurposeOfYourAct? (@0408Resolver) September 26, 2019
江川紹子さんに対する「拡散された」反応
私がチェックした時点で、特に「拡散されていた」RT(リツイート)はこんな感じです↓
今回の文化庁の暴挙で最も影響を受けるのが(僕が暮らしている)地方です。こんな馬鹿げた前例が一度できてしまえば、予算的に厳しい地方では今後、もう「無味無臭」な展示しか組めなくなってしまう。文化庁は撤回を。文化庁の決定がこの国の多様性のある(=豊かな)文化を壊してしまう https://t.co/QNCgBYpxCg
— 三浦英之 「牙」が本屋大賞ノミネート (@miura_hideyuki) September 26, 2019
いや、ああいう展示するんなら日本を避けてくれてええよ
ってのが多数の意見やとは思うよ?
芸術は自由であるべきとは思います、せやけど見る人を不快にさせるもんを公金でやるとか、むしろ税金返せレベルじゃないすかね?違うのかな?( ˇωˇ )んー https://t.co/CeCEycCUjf— アマジャーナル (@amajaamajaaanal) September 26, 2019
正気で言っているのでしょうか?
噴飯ものデス・・・。 https://t.co/hkkQB8sZwZ
— 漆ちゃん (@urushi_jpn) September 26, 2019
江川紹子さんのツイートに対する私の感想
文化庁のあいちトリエンナーレへの補助金不交付について、SNS上ではかなり強い賛否の意見に人気が集まっています。
しかし私としては、未だに賛否のどちらにも振り切ることができずにいます。
コレはとても悩ましい問題だな、と。
現時点で文化庁が問題視しているポイントがハッキリ出ていないので、本来であればその後議論を始めるべきなのかもしれません。
ただ見切り発車的に考えるなら、「表現の自由」の観点では、江川さんのおっしゃるとおり萎縮させる原因の1つになりそうですよね。
一方で「単に公のお金を出さないというだけで、表現の自由を何も侵害していない」という主張もよく分かります。
別に国からのお金に頼らず、表現すれば良いだけの話なので。
要は「補助金とはどうあるべきか」という話なのではないかと思います。
補助金への捉え方の違いが、今回の賛否に大きく関わっているように感じます。
国が補助金を出すというときに、何を基準にすべきなのか。
どんな表現でも問題視しないべきなのか。
また、基準があるとしたら何なのか。
法なのか、別のものなのか。
今回のことに関連して、SNS上にも様々な資料が挙がることになると思うので、色々と勉強できればと思った次第です。
追記(2019/10/04)
↑で「補助金とはどうあるべきか」と書きましたが、今回の補助金の中身を具体的に調べている方がいらっしゃいました↓
「日本博」の文脈下で企画された今回の補助金は,文化芸術の振興ではなく,日本政府が決めた「日本の美」を表現する芸術作品を使って,外国人観光客を呼び込むことを目的としているのである.
なるほど、コレは勉強になりました。
さらに詳しく
江川紹子さんのまとめページはこちら↓