この記事は、結婚相手(夫、妻)の浮気によって夫婦関係(夫婦生活)が破綻してしまったという方が書いてくださった体験談になります。
旦那が職場の後輩と浮気しました。
結婚して10年目のことです。
私たち夫婦は18歳のころから付き合い始めて22歳で結婚しました。
私は大学を卒業と同時に結婚しました。
旦那は3つ上の25歳でした。
青春のほとんどが旦那でした。
どこへ行くのも一緒でいつもそばにいるのが当たり前でした。
お互いの価値観も似ているので喧嘩もほとんどありませんでした。
しかし旦那の裏切りですべては壊れました。
浮気を発見したときは私も気が動転しました。
旦那を罵倒して大喧嘩しました。そのせいで旦那は出て行きました。
そこから別居生活が始まりました。
まさか浮気されるとは思っていませんでした。
男は浮気するものだと世間では言われていますが、自分の家は例外だと信じていました。
そしてなにより愛していたのでショックでした。
別居生活が始まり今まで一人になったことがなかったのでものすごく寂しかったです。
離れてみてやはり愛していたのだと気づきました。
けれども旦那はそうではなかったのです。
別居してからも浮気相手との関係は続いていました。
私は結局旦那の本質を見抜いてなかったのです。
そこから私の中で何かが変わりました。
今まで信じてきた旦那は幻想ではないのかと疑うようになったのです。
自分に優しくしてくれたのは外に女がいたからではないか。
もしかして結婚したのも私に同情したからなのか。
愛してたのは一瞬で本当は私のことなんかどうでもいい存在だったのではないか。
考えれば考えるほど幸せだった結婚生活がすべて嘘で塗り固められたものだったのではないかと思ったのです。
こうなると夫婦関係が破断するのは早いです。
幸い私たちには子供がいなかったので夫婦の絆がなくなると結婚している意味なんてありません。
信頼関係を失くした夫婦に未来などありませんでした。
しかし別れるには勇気が要りました。
付き合いが長かったせいか思い出がたくさんありました。
その思い出が私を苦しめました。
人間というのは思い出をどうしても美化してしまいます。
もう一度あの頃に戻れたらと思うと涙が止まりませんでした。
それでも現実を見てみるとあの頃の2人はでどこにもいませんでした。
もう二度と2人で心の底から笑いあうことはないだろうなと思った瞬間一気に冷めていきました。
別れてから思ったことは私たちは友達としては最高でした。
きっと同姓だったら親友になっていたと思います。
しかし夫婦とはそういうものではなくお互いが尊敬し合って家族として生きていくことが大事なんだと思いました。
[大阪府 30代 女性]