この記事は、結婚相手(夫、妻)の浮気によって夫婦関係(夫婦生活)が破綻してしまったという方が書いてくださった体験談になります。
自分は、パートナーの浮気によって苦しい生活を強いられたことがあります。
元々朝早く仕事に出かけて夜遅くに帰ってきていたのですが、それが嫌だった妻は浮気をしました。
ただ、浮気をしたくらいでどうこうなることもないと思い、そのときのことを謝ってくれた妻を許し、普段と同じ生活が出来るように頑張っていこうという話をしました。
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。
浮気をしてしまったことを忘れようとしても簡単に忘れることできず、一緒に出かけたり家にいてもぎこちないしぐさが目立っていました。
それでも時間がたてばと思い、忘れようと思っていたのですが、いつまでたっても忘れることが出来ませんでした。
お互いにぎこちない態度と重い空気が何日も続き、それが負担に思うようになってきました。
話をしてもすぐに終わってしまいますし、お互いの笑顔もいつしか愛想笑いを繰り返すだけになっていました。
一緒に生活をしてはいるものの、今までとは違った雰囲気にお互いが疲れてしまい、そのうちに離婚の話をするようになりました。
浮気をしてからすぐの生活では喧嘩なんてすることがありませんでしたが、気遣っていたのがストレスだったかのように、いつしか大声を張り上げて喧嘩するようになっていました。
喧嘩が終わってからは仲良くしようと努力はするのですが、それも一時的なもので、一日に何度も喧嘩を繰り返すようになっていたのです。
酷いときには朝方まで言い合いになることもありました。
そうなると自分は寝ないで仕事に行かなければならないので、それがとっても苦痛でした。
もう終わりだなと感じたのは、妻があまり家に帰ってこなくなってからです。
どこかに遊びに行っていたわけではなく、実家に帰っていたのですが、そのときに妻も辛いのだろうと感じました。
このまま辛い生活が続くのは嫌だったので、自分のほうから妻に別れるように話をしました。
当然そうなるだろうと思っていた妻は、すぐにそれを承諾し、次の日には離婚届を取りに行きました。
話がこじれるのが怖かったので、離婚をするときには仲介する人を間に入れて、話を聞いてもらうようにして、今後お互いに何もないという約束で離婚届を書き、それに印を押しました。
離婚をしてからはなんとなく罪悪感がありましたが、少し時間が経過してしまえばとっても楽になったのを覚えています。
離婚はいいこととは言いませんが、自分達が辛いのであればすぐにでも離婚をした方がいいのだとそのときに感じました。
[千葉県 40代 男性]