古谷経衡さんのツイッターでの発言
日本の政治家は、与党も野党も、先の大戦で日本はソビエト連邦に敗北した、という厳然とした事実(中立条約破棄云々は兎も角)を認めよ。その結果、サンフランシスコ講和条約で千島を放棄した事実も。一時期、その千島に「国後と択捉」が入るとして2島で解決しようとした事も。安倍がどうのではない。 https://t.co/KnZCXrZoxh
— 古谷経衡@『日本型リア充の研究』発売中 (@aniotahosyu) August 11, 2019
古谷経衡さんに対するツイッターでの反論
ご趣旨が不明ですが、ちなみにソ連が北方領土を武力で奪ったのは以下のような経緯です。日本の敗北後に占領されたのです。
「 1945年8月9日に対日参戦したソ連は、日本のポツダム宣言受諾後も攻撃を続け、同8月28日から9月5日までの間に、北方四島を不法占領しました。 」https://t.co/zlnMPze4mB https://t.co/DXk7W9MkcJ
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) August 11, 2019
日本はソ連が終戦後に侵攻してくるまではソ連とは戦ってない。サンフランシスコ平和条約にソ連は参加してない。
こんなのもわからずにコメンテーターやったり本書いたりしてるって本当ふざけてるわ。— 流浪人風太郎 (@katsuo_mite) August 13, 2019
中学生でもおかしいと分かる事を堂々と発信出来る神経が凄いです。ソ連と何時、開戦したのでしょう。「中立条約破棄」が一番重要なのを「兎も角」って...どうも日本語が不自由な方のようですが。
— yoshibo19 (@yoshibo198) August 13, 2019
古谷経衡さんのツイートに対する私の感想
古谷さんと言えば、先日の「イランはアラブ」発言が盛り上がりましたが、今回も似たような展開ですね。
まあでも、今回のは前回の「イランはアラブ」ほどの間違いとは言えないかも。
古谷さんの「先の大戦で日本はソビエト連邦に敗北した」というのは、正確には間違いと言って良いと思います。
なぜなら第二次世界大戦において、日本はソ連と戦っていないから。
ただ終戦後(日本がポツダム宣言を受諾した後)、ソ連は日本を攻撃してきたワケですね。
古谷さんは、このことを言っているのでしょう。
サンフランシスコ講和条約に関しても、古谷さんの書き方だとまるで日本とソ連に正式なやり取りがあったかのように見えます。
でも実際は、ソ連はサンフランシスコ講和条約に調印していません。
まあもっとも「サンフランシスコ講和条約で、日本が千島を放棄した」というのは、古谷さんの仰るとおりですが。