本田由紀さんのツイッターでの発言
女性を子どもをつくることでしか評価しない、こんなじいさんたちにこの社会を牛耳ってほしくない。すべての女性は怒るべき https://t.co/6jxK29x7mo
— 本田由紀 (@hahaguma) 2019年7月12日
本田由紀さんに対するツイッターでの反応
これ全文読むと「子供を産んで、この子のために国を、地域を良くして行きたい、そういう思いこそが政治の原点」と言ってるので決して女性蔑視でないと思うんですよ。一番の功績と言わず一番の変化と言えば良かったのかも知れないけど。 https://t.co/CZh5Va7kJA
— さちみりほ@7/1片恋配信 (@sachimiriho) 2019年7月13日
産める人が子供を産んで、子供の顔を見ていて良い国にしたいと思ったという話が、「女性を子供をつくることでしか評価しない」というふうに聞こえちゃうんだ💧 https://t.co/yK8sGVbJdA
— ぴんくくま (@MinominoMtm2000) 2019年7月13日
本田由紀さんのツイートに対する私の感想
本田さんのツイートは、自民党・三ツ矢憲生議員の炎上発言についてのものですね。
多くの報道では、三ツ矢さんが以下のような発言をしたとされているようです。
「この6年間で吉川有美は何をしてきたのか。一番大きな功績はですね、子どもをつくったこと」
しかし実際の発言は↓になります。
「一番大きな功績は子どもをつくったこと。人口が増えるってのもありますが、本人はやっぱり子供をもって母親になって自分の子供の寝顔を見ながら、この子のためにいい国にしていきたい、いい地域にしていきたい。そういう思いが芽生えてきた。私はそういう思いが政治の原点ではないかなと思っております」
どうでしょうか。
確かに「功績」というのは引っかかってもしょうがないワードのようにも感じますが、まあ「一方的に非難されて当然」とまではいかないような……。
ただ何にせよ、本田さんの「女性を子どもをつくることでしか評価しない」は飛躍しすぎですね。
さすがにコレは歪曲でしょう。
東京大学の教授ということなので、国語力に問題があるとは考えにくいです。
ということは、歪曲の原因は能力じゃない。
私は感情やイデオロギーの強さが原因なのではないかと思います。
自分の感情やイデオロギーが強すぎると、目の前の文章が歪んで見えるのかもしれません。
ちなみに今回のような歪曲を見ると、私はよく料理の調味料を思い浮かべます。
例えば「何にでもマヨネーズをかけないと、食べた気がしない」という人がいます。
このような人は、料理の味というよりもマヨネーズの味を求めていますよね。
コレと同じで、結局目の前の文章そのものよりも、自分の感情やイデオロギーという調味料の方が強くなってしまうのではないかということです。
そうすると結果的に、歪んだ解釈をしてしまうことが多くなる。
そういうことなのではないかなと。
もちろん程度の差こそあれ、私自身含め、コレはほぼすべての人に当てはまる現象だとも思っています。
感情やイデオロギーがゼロという人は、少なくとも私の人生の中では見たことがありませんし。
ですのである程度の歪みは仕方がないとして、でもその程度が極端にならないようにはいつも気をつけていたいものだと感じた次第です。