北丸雄二さんのツイート
あのね、つい最近なるほどなっていうツイートがあってさ、「サルがトラックを運転してたら代わりを探す前にサルを止めろ」っていうの。思わない? https://t.co/qolBZHWcbc
— 北丸雄二 (@quitamarco) 2019年7月7日
※「安倍総理の他に誰が総理候補としてふさわしいと思うのか」質問に、北丸さんが答えたのが↑のツイートです。
北丸雄二さんのツイートに対する反論
トラックと違って、国は止められない
まず、前提が大きくズレています。
北丸さんは国をトラックにたとえていますが、国を止めるなんてことはあり得ないですよね。
無政府状態にでもするつもりなのでしょうか。
自国のリーダーを、猿にたとえるセンスのなさ
間接的ではあるものの、総理は私たち日本国民が選んだリーダーでもあるわけです。
ソレを「トラックを運転するサル」にたとえるのは、あまりにセンスがないというか……。
コレでなるほどって思うのは仲間内だけで、むしろリスクの方が高いように感じるのですが、どうなのでしょう。
立場を入れ替えたら、すぐに分かりそう
北丸さんが総理候補としてどなたを支持されているのか分かりませんが、仮にその人が「トラックを運転しているサル」呼ばわりされたらどう反応するのでしょうか。
少なくとも「そうか、なるほど!支持をやめよう!」とはならない気がしますが。
北丸雄二さんのツイートに対するまとめ
世の中には絶対評価と相対評価があります。
結婚なんかは、絶対評価でも良いですよね。
どうしても結婚しなければいけないワケではない。
結婚したい人がいなければ、結婚しなくても良いのです。
しかし政治家はそうはいきません。
総理大臣はそうはいきません。
「総理にふさわしい人がいない。だから総理なしでいいんじゃない?」とはならないワケです。
今の総理に大きな不満がある。
かと言って、別にふさわしいと思える総理候補もいない。
でも私たちは、候補の中で誰が一番ふさわしい人物かを見定める必要があります。
絶対評価ではなく、相対評価を行う必要があるのです。
そういう意味で、「代わりを探す前に、とにかく安倍を総理から降ろせ」という主張はとても現実的ではないと私は思います。
というか、当たり前のことだと思うんですけどね。
理想や執着が強くなりすぎると、見失ってしまうものなのでしょうか。