小島慶子さんのツイッターでの発言
キレイゴト上等!
小島慶子「『キレイゴト』批判の刃、いつか自分に向かう日を想像して」 https://t.co/EbNu3QVlQA @dot_asahi_pubより
— 小島慶子 (@account_kkojima) September 21, 2019
小島慶子さんに対する「いいね」なリプ
私がチェックした時点で、特に「いいね」が多かったリプライ(返信)はこんな感じです↓
「キレイゴト」を主張する人が最低なのは「そのキレイゴトが通用しなくなると知らんぷりをする所」ですね。
例えば「外国人を受け入れろ」と主張するけど、移住してきた外国人と元の住民との間でトラブルが起きても何もしない。
「キレイゴト」を守るために現実から目を逸らす所が大嫌いです。
— Katana Edge@中2超美少女 (cv: 広河太一郎) (@amiga2500) September 21, 2019
旭日旗の件は明らかな事実誤認です。キレイ事などとごまかしてはいけません。
— migiken (@migiken0215) September 21, 2019
キレイゴトは本当の事を隠して事実に基づかない議論を導くと思う。
「人は差別をするものだ」と開き直ってから「じゃあ、どうしよう」って考えるのが正しいと思う。
「差別はいけない」では「うん、そうだよね」で議論が終わる。— mtea7650 (@mtea7650) September 21, 2019
小島慶子さんに対する「拡散された」反応
私がチェックした時点で、特に「拡散されていた」RT(リツイート)はこんな感じです↓
私がキレイゴトを嫌うのはキレイゴトを主張する人々は自己矛盾に満ち溢れた偽善者だからだ。多様性を主張しながら自分の気に入らない人々はその多様性から除外する。差別反対を主張しながら自分の気に入らない人々は堂々と差別する。私はこうした人々を決して信用しない。 https://t.co/EvBqTLqvBg
— 飯山陽 (@IiyamaAkari) September 21, 2019
キレイゴトが悪いようなごまかしはやめた方がいいですね。キレイゴトを盾にいい歳したおばはんがポリコレヤクザで自己顕示欲満たしてるのがみんな嫌いなだけですね。あなた個人の性格の問題が誰かに向かう刃になるとは思えません。 https://t.co/mtEb50w5MC
— ps20xx(猫派) (@ps20xx) September 21, 2019
はげしく共感したエッセイ。
「隣国を罵り、外国から働きに来た人を人間扱いせず、フェミニズムを嗤(わら)い、LGBTをお荷物扱いするホンネに喝采する人は、いつかその刃が自分に向くことを想像してほしい。」 https://t.co/qJkzynqLNV
— 増原ひろこ (@masuhara_hiroko) September 21, 2019
小島慶子さんのツイートに対する私の感想
キレイごと自体には、私は反対しません。
希望というのは、人間が持っている武器の1つだろうし。
でも↑のリプや反応にもあるように、小島さんのような「キレイゴト上等」な方々の多くは、ある事実によってキレイな物語が崩れそうになると、その事実を徹底的に無視するところだと思うのですよね。
物語が崩れてしまった後の反省や総括もないですしね。
ジャーナリストの石戸諭さんが、こんなことをおっしゃっていました↓
私はニュースを3種類に分割して考えている。それは速報、分析、物語だ。
↑の石戸さんの記事は、ニュースの送り手側の意見として書かれています。
でも受け手にも、同じようなことが言えると思うのですよね。
それでいくと、今回の小島さんの言う「キレイゴト」なんかは、物語要素がほとんどで分析が大きく欠如している状態のように私には思えます。
だから彼女たちにとって、事実ベースの分析をされるのは非常に都合が悪いのだろうなと。
そしてその結果が、徹底的な無視なのではないかと思うのです。
石戸さんも言っているように、人は物語ることから逃れられません。
人はあらゆることを、物語として理解しようとします。
神話なんかを見ると、とてもよく分かりますよね。
物語は人間の根源的なものだと思うのです。
だからこそ、注意しなければいけない。
「自分は、事実から大きく乖離した物語に執着してしまっているのではないか」ということを。
コレは当然私自身にとっても、大切なことだと感じた次第です。
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