室井佑月さんのツイッターでの発言
あたし、こういってもいいよね。微力ではあるが安倍自民の酷さを書きつづけ、それが結果、野党側の援護射撃になったはず。でもさ相手の悪さが増長して、もう書ききれないくらいなんだよ。で、なんでそうなるかって考えたんだけど、応援することになった人ら、本気で勝つ気あるんかいな、と思った。 https://t.co/YwAhA7YN3x
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) September 22, 2019
室井佑月さんに対する「いいね」なリプ
私がチェックした時点で、特に「いいね」が多かったリプライ(返信)はこんな感じです↓
野党への援護射撃のつもりなら逆効果になってますよ。
一周回ってむしろ自民サポートしてるのかと思ってしまいます。
室井さんのツイート読んでると、憲法改正やスパイ防止法、緊急時の法制の重要性がよくわかりますもの。— I. Y. (@ikuyo_ya) September 22, 2019
嫌いな与党でも良いところは誉め、
それ以上に野党の良いところを探して誉め、野党の悪いところは悪いと指摘していれば、応援にもなったでしょう。悪いところを「わざわざ」探して責める行為を「粗探し」と言います。
嫌悪されることはあっても、共感などされないでしょうね。— ねこの にゃんた (@nekononyantaro1) September 22, 2019
マスメディアの醜さを引き立ててしまい、かえって野党の足を引っ張って政権の盤石化に貢献しているような気が🤔
— 銀狼(CV:若本規夫)@牛角調査室(食のエージェント) (@ginroh1999) September 22, 2019
室井佑月さんに対する「拡散された」反応
私がチェックした時点で、特に「拡散されていた」RT(リツイート)はこんな感じです↓
安倍自民はひどいと思うけど、
それに文句いうだけの野党は、もっとひどいと思う。
そういうことです。 https://t.co/nZ4zwbCbxY— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) September 22, 2019
お願いだから正しい日本語書いてくれないかな。何度読んでも何を書いてるのかわからんわ。 https://t.co/tbhihODNhj
— なつき (@taji_na) September 22, 2019
室井佑月さんのツイートに対する私の感想
「情報参謀」という本があります↓
コレは自民党の下野時に情報参謀を務めた小口日出彦さんが、わずか4年で政権を奪還した自民党を、徹底的なデータ分析で導いた経緯を明かしたものです。
そこには、こんなことが書いてありました↓
内閣不信任決議案や問責決議案は、むしろ野党の支持率を下げるらしいということがわかってきた。
例えば、国会審議中に民主党の閣僚にスキャンダルが出たとする。
当然、そのスキャンダルの当人の名前のクチコミ量がすっと上がっていく。
ところが、どういう書き込みでクチコミ量が上がっているのかを調べてみると、「○○大臣が責められてるけど、どうでもいいよ。いい加減にしてほしい」「もっと他にやることあるんじゃないの」といった意見があいつぐ。
攻める野党の側のイメージが悪くなっているのだ。
このとき、痛感したのは、「不信任や問責よりも、政治は真っ当なことをやらなければ国民の支持を得られない」という、ある意味では当たり前のことだ。
どうでしょうか。
ここ何年かの野党とその周辺を、とてもよく表していると思いませんか。
室井さんはこう言います。
「私が安倍自民の酷さを書き続けたことは、野党側の援護射撃になっている」
しかし、データ的には逆です。
むしろ、野党側のイメージ悪化に貢献してしまっている可能性が高い。
つまり室井さんに対する反論の方が、おそらく正しいと言えるかと思います。
当然ながら、この「悲しい勘違い」をされているのは室井さんだけではありません。
コレは過去記事でも触れているとおりです↓
ただ最近になってようやく、野党側にも勘違いに気づく人が増え始めたように思います。
例えば山本太郎さんのれいわ新選組とか。
彼の演説を一度聞いたことがありますが、以前の言動からかなり軌道修正してきている印象を受けました。
れいわを支持する知識人層も、以前より政権批判のニュアンスが変わったように感じます。
まあ一時の偶然かもしれませんし、私はれいわ支持者ではないので(消費税については支持しますが)、それほど追えていないという言い訳をしつつ、この記事を締めたいと思います。
さらに詳しく
室井佑月さんのまとめページはこちら↓