鮫島浩さんの「朝日新聞の誤報」に対するツイート
新聞の鉄則として「政府は方針を固めた」と書くのは官邸中枢のウラをとった時。「ハンセン病家族訴訟控訴へ」の誤報は政権に騙された可能性が高い。客観中立の選挙報道どころか「官僚の方針を覆した安倍首相の英断」という参院選向けストーリー作りに加担してしまった格好だ。https://t.co/OFp8Q52OIz
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年7月9日
鮫島浩さんのツイートへの反論
プロ意識の欠如どころか被害者マインド
誤報のたび
「官邸に騙された」
で済む仕事って楽そうですね。— wacky㌠ ふれんず (@wacky141) 2019年7月9日
鮫島さんの言うとおり、政権があえて朝日新聞にニセ情報を掴ませたとしましょう。
もしそうなら、朝日新聞は騙された被害者ということでしょうか。
いいえ、当然ながら彼らは情報のプロですよね。
一般人が詐欺にあうのとはワケが違います。
それを、しかもジャーナリストが「政権に騙された」なんていうのは、プロ意識の欠如ではないでしょうか。
それとも報道機関としての能力欠如を顧みることより先に、他人のせいにするのがジャーナリズムなのでしょうか。
もっともプロ野球選手でもエラーをするように、プロでも間違うことは当然あります。
しかしエラーの反省より先に「騙された」「ストーリーに乗せられた」という根拠の薄い話にもっていこうとするのは、あまりにも無責任だと私には感じられます。
能力の欠如
朝日新聞は「安倍政権の独裁化」や「安倍政権の嘘を暴く」ことにかなりの力を注いでいる印象があります。
今回、安倍総理の独断だったのではという噂もありますが、もしそうだとしても「アベの独裁化」を主張する新聞社が「アベの独断」に警戒できていないのだとしたら、それは能力欠如以外の何ものでもないのではと私は思います。
本記事を書くに当たって、「朝日は安倍政権に騙された。安倍政権はやはり悪だ」という意見もそれなりの数ありましたが、私たちはプロの能力部分に対するジャッジが少し甘いのではないかと感じますね。
森友加計問題も結局1年以上の時間をかけたにもかかわらず、証拠と呼べるものは1つも出てきませんでした。
疑いの方向性は間違っていないのかもしれません。
今回だってもしかすると安倍政権側の策略なのかもしれません。
しかしそれにプロがまんまと乗ってしまった場合は、能力不足として相応の批判を行う方がむしろ健全なのではないかと感じる次第です。
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