https://twitter.com/N74580626/status/1002833391367188481
恐ろしいことを正論のように言っています
法治国家日本は法の支配があり
国家権力や独裁権力を法で縛り
国民の権利と自由を守るために司法権が独立しているのに
感情(世論の激情)が法を超越する国家に仕向けようとする提言ですどなたに語りかけているのか知らないが
TBS…異常事態です https://t.co/JEDKEbOxkO— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) June 2, 2018
なかなかすごい発言ですね↑
ご存知のとおり、日本は法治国家です。
なのにこのキャスターは法にのっとって下した判断よりも、市民の素朴な感覚の方が大事だと言っています。
分かりますか、これって「人治国家」ですよね。
このキャスターは、法治主義者ではなく人治主義者ということなのでしょうか。
ということで今回は、TBSのテレビ番組「報道特集」のキャスター、金平茂紀さんの発言を取り上げています。
この発言は2017年から話題になった「森友学園問題」についてです。
そこでわき上がった問題のいくつかについて、大阪地検特捜部は最終的に不起訴処分にしました。
ただ法曹関係者(弁護士、元検察官など)の大半は、問題が発覚した当初から起訴はできないだろうという見方をしていました。
つまり意外性は特になく、法律の専門家の予想どおりの結果だったということです。
そのような状況の中キャスターの金平茂紀さんは、「市民の素朴な感覚からかけ離れている」という理由で検察批判を行っているという図式になります。
さきほども申し上げたとおり、日本は法治国家です。
なのでこういう主張ならわかります↓
「こんな問題を起訴できない法律がおかしい!法を変えるべきだ!」
でも金平茂紀さんの主張は「検察はもっと市民感情により添え」です。
つまり法治主義そのものの否定です。
少なくとも今のところ法治国家である日本においてはおかしい発言だと思いますが、twitterを見るかぎりこの発言を支持している人も少なくなく、なかなかに唖然とした次第です。