俵才記さんのツイッターでの発言
何で国民の税金で米国の農家を助ける為に米国の余り物トウモロコシを買って日本の農家を困らせるんだよ。安倍は買うのは民間だとか言ってるが、民間が自発的に買うと思うか。政府が補助金出すんだろ。結局税金じゃないか。
アメリカの農家を助けるために税金を使うが日本国民には消費税増税か。クソ!— 俵 才記 (@nogutiya) August 26, 2019
俵才記さんに対する反論になるツイート
我々酪農家は飼料用とうもろこしデントコーンも作りますがそれは粗飼料(実も茎も全て刈り込んで刻んでサイレージ化)として使用します。
この輸入されてくる配合飼料用とうもろこしは備蓄性があるので先物の値段の推移を考えれば安いうちに購入したと考えれば結論的にお得な買い物では— まもにい (@taku03yu08rie07) August 26, 2019
飼料用トウモロコシが高騰していたため、安く輸入できれば日本の畜産農家には助けに。もともと日本は2015年の時点で世界最大のトウモロコシ輸入国で、うち米国産が83%。近年は中国に買い負けていたため価格が高騰していた。これで輸入食肉の関税引き下げと、国内畜産の経費削減で食品価格が下がる。
— ブロッコリー革命 (@FX225BM) August 26, 2019
今回の日米首脳会談を受け、日本がアメリカ産のトウモロコシを追加で輸入することになりました。 https://t.co/6eDaQyRY5K
国内で新たな害虫が確認され、今後供給に不安が生じることも懸念されるため、トウモロコシの輸入の90%以上を占めるアメリカから、日本の企業が9月から輸入を前倒し。— polaris (@Polaris_sky) August 25, 2019
トウモロコシの輸入先はそもそもアメリカが最多で割合が変わるだけの話ね。
ディスカウントも見込めるならお互い利益のある話。
いい落とし所を見つけたもんだ。https://t.co/Y7kQZiDwQt pic.twitter.com/Y2A9MwVnwY— ウ ニ (@sea___urchin) August 26, 2019
俵才記さんのツイートに対する私の感想
俵さんがお怒りになっているのは、この件についてですね↓
トランプ大統領は米中の貿易摩擦の影響でアメリカから農作物の輸出が減少していることを踏まえ、「中国は約束したことを実行しないため、アメリカのいろんな地域でトウモロコシが余っている。安倍総理が購入してくれるのはとても大きな取り引きだ」と述べました。
今回のトウモロコシの件については、色々な意見が出ていて、どれが正しいのか私はまだ精査できていないのですが、俵さんが一つおそらく間違っている部分があって、それは「別に日本の農家は困らない」ということですね。
この飼料用のトウモロコシは、日本でも若干栽培はされているようですが、市場には出回らず、すべて自分のところで消費しているようです。
つまり、市場に出ている分で見ると、日本は100%輸入に頼っている状態ですね。
なので「農家を困らせる」という俵さんの意見は間違いかと。
あと、飼料用トウモロコシは備蓄性が高いようです。
農林水産省に電話で聞いたという方によると、もともと決まっていたものを前倒しにしただけという話もありますので、もしそうなら前に話題になった戦闘機F-35のケースと同じですね。
騒ぐことではないかと思います。