この記事は、既婚者の方で、結婚後不倫(浮気)をしたことがある、または現在不倫をしている方に、なぜ既婚者でありながらも浮気をするに至ったかのご主張や言い分(イイブン)を書いていただいたものになります。
わたしが浮気をしてしまったのは海外赴任の2年間のうちの半年あまりです。
当時は33才での赴任でした。
家内も結婚後も自分の仕事を続け、子供のいなかったこともあり、かつ2年という期間限定だったので単身でカナダにいくことに決断したわけです。
もちろん、結婚して3年ということもあり、本音としては家内にもいっしょに来て欲しかったのですが、結婚前からの約束でお互いの仕事ばかり尊重しようということにしていたのでやむを得なかったというのが正直なところです。
そして、その海外赴任中に浮気をしてしまいました。
相手は現地で出会った現地生まれの日本人の女性スタッフです。
カナダ育ちにもかかわらず古き良き日本の女性を思わせるたたずまいは素晴らしいとファーストインプレッションで感じました。
もちろんすぐにわたしの好意を感じてくれて、彼女もあまり男性経験がなかったのでわたしにどう接したらいいのがわからず困っていました。
また、こういう女性なので既婚者との必要以上の付き合いにかなり後ろ向きであったことは間違いありません。
しかし、次第に食事や休日の、ドライブ、そしてゴルフなどをするうちに必然的に深い仲になりました。
この時のわたしの心境としてはこうした素朴な女性への憧れからこうした関係を望むようになったのだと思います。
家内を始め、どうしても付き合いがある女性たちが自己主張が強く、男性に公私ともに尽くそうというタイプがほとんどいませんでしたから。
仮に家内よりも先に彼女に出会ったと仮定すれば結婚相手は彼女だったのかもしれないと考えてしまうほどです。
もちろん自立心が強く、自己主張が強く、一人でも頑張れる女性たちをひていするわけではありません。
あくまでわたしの結婚相手を考えた場合のことを、極論しているわけです。
しかし、彼女もわたしが日本に帰任することもわかっていれば、これ以上深い関係に発展しないこともしっかり把握していました。
これについてはお互いの暗黙の了解だったので帰任する前には別れることは事前にわかっています。
もちろん、会社にもばれていませんし、家内にも全くばれていないはずです。
しかし、人生の中の素晴らしい、思い出として残しておきたしイチページです。
35才前にして学生の頃のような淡い恋心を久々に味わうことができました。
こんな素敵な思い出をくれた彼女には一生忘れないというくらいの感謝の気持ちを抱いています。
本当にありがとう。
[東京都 30代 男性]