浮気をしている側の言い分

不倫に至ったのは、今の生活からさらによい生き方を求めた結果[愛知県 50代 男性]


この記事は、既婚者の方で、結婚後不倫(浮気)をしたことがある、または現在不倫をしている方に、なぜ既婚者でありながらも浮気をするに至ったかのご主張や言い分(イイブン)を書いていただいたものになります。


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も彼女も、知り合ったときの年齢がすでに中年の域に達していたので、若い人たちのような暴走列車のような無謀さはどちらもありませんでした。
両者とも結婚生活はながく、子供も大きくなっており、何もしなくてもそのまま平穏な暮らしが続けられる環境に二人ともありました。
それではなぜ二人は不倫関係になったのか。
その理由を深く考えてみると、まさにその平穏な環境そのもの自体に原因があったように思えてなりません。

人が知り合ったのは、ある画家の個展会場となっていたさるギャラリーでした。
そのとき個展を開いていたのは50代の女性画家で、新聞などにも紹介記事がのるぐらい結構名の知れた芸術家でした。
若い頃から絵画鑑賞が趣味だった私は、何度かその画家の個展に訪れるうち、画家本人とも親しくなり、毎年開催される展覧会の案内状を送ってもらうようになっていました。
ギャラリーで個展が開かれる場合はおおむね、初日は関係者を招待してパーティーを開くのが常で、額装された絵画にかこまれた中、テーブルをとりかこんでみんなで酒を飲み交わしたりして楽しく行われるのでした。
そのときも十名ちかい人々が集まっていました。
女流画家ということもあってやはり女性客が多く、男は私ともう一人、その人も画家らしい年配の男性だけでした。

の中に、立花という名の女性がいました。
これまでにも何度か画家の個展パーティーで顔をあわせているので、またおあいしましたねという挨拶を私たちは笑顔まじりに交わしました。
実は私は、彼女に会えるのを心の中で楽しみにしていたのです。
前回のときに、たまたま席が隣同士ということもあって、誰よりも彼女と多く話す機会があって、アルコールも手伝ってか結構意気投合し、次回もかならず会いましょうねと約束までしていたのでした。
彼女は四十代でしたが、センスのいい服に包まれた体はすらりとして、中年特有のだぶつきがなく、胸もかたちよくふくらみ、スカートの裾からのびる脚の線もしなやかでした。
そういう外見的なものだけでなく、内面の明るさや、機転のきく話しぶりなどにも私は魅力をおぼえました。
それは妻にはないもので、自己主張が強く、夫の私の意見に耳を貸そうとしない妻の依怙地さは、立花とは正反対でした。
私は今回も立花の隣に席をとり、ウィスキーのグラスを傾けながらこの前以上に仲良くやりとりをしました。
そのとき交換したメールアドレスから、私たちのその後の不倫関係がはじまったのでした。

と月に1〜2度の割合で私と立花はホテル等で肉体関係をもつようになりました。
これもごく自然な形で、べつにどちらかが強引にどうかしたとういうのではなく、二人で話しあったすえに、それならというふうにすんなり関係をもつようになったのでした。
私も彼女も、肉体の交わりよりもむしろ、どちらかと言えば精神的なつながりを大切にして、家庭での満たされない心の空白を埋めるために相手を求めるようなところがありました。
それによって家庭に影響が及ぶということはなく、彼女の方もまた夫との関係に軋轢が生じるようなことは全くない模様です。
それは確かに道にはずれた行為であるにはちがいないのですが、きれいな言葉で言えばおたがい、いまある生活からさらによい生き方を求めた結果、不倫という選択肢を引いたと言えるのではないでしょうか。

[愛知県 50代 男性]

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