浮気をしている側の言い分

私の浮気相手は、妻とは正反対の性格でした[神奈川県 50代 男性]


この記事は、既婚者の方で、結婚後不倫(浮気)をしたことがある、または現在不倫をしている方に、なぜ既婚者でありながらも浮気をするに至ったかのご主張や言い分(イイブン)を書いていただいたものになります。


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ずしも妻に不満があったわけではありませんでした。
むしろ妻はよく尽くしてくれ、私が病気になったときなどは文字通り親身になって世話をしてくれました。
いつも控えめで、決して出しゃばるような妻ではありませんでした。

の浮気の相手は、まさにその妻とは正反対の性格でした。
実は会社の上司の女性で、やり手の営業ウーマンでした。
男を男と思わないところがあり、部下の私たちに非があると頭ごなしにどやしつけるのはしょっちゅうでした。
反面、なにかのおりに、可愛らしさがちらりとみえるときがあって、そういうときは普段が普段だけに、いっそう目立つのでした。

日も、高い棚の上のものをとろうとして、椅子の上に脚をのせて立ったところ、バランスを崩して倒れそうになるのをとっさに私が腕をのばして体を支えてやり、転倒をまぬがれたことがありました。
そのときの彼女は、私にむかって恥ずかしそうな照れ笑いを浮かべました。
私の手はそのとき彼女の下腹部を抑えでいて、後から私もあわてて腕をひっこめました。
どうもその出来事が彼女と私がを、急速に近づけるきっかけになったようです。

ろんそれからも彼女の男まさりの性格はそのままでしたが、なんというか、私をみるときの彼女の顔つきに、それまでになかったものが表れるようになったのでした。
それは、二人だけにしかわからない微妙なものでしたが確かに、彼女の私に対する態度は変化していました。
ちなみに彼女は独身でした。
大柄の美人ですが、勝気な性格が災いしてか、これまで色恋沙汰は一度も耳にしたことはありませんでした。

はこの妻とは正反対の彼女に、関心をもつようになりました。これまでさんざん叱咤され、業績アップのために尻を叩かれっぱなしの上司の女としての面に引かれ、もっと女にの部分を知りたくなりました。
ある日開始やの退け時に、私は思い切って彼女をショットパーに誘いました。
彼女は一言「いいわ」と言いました。
なんであれためらったり、グズグズすることの嫌いな性分がここにも出たようです。
彼女はビールとハイボールを飲み、私も同様のものを飲みました。
飲むと彼女は陽気になって、よく笑いました。
店を出たときはすでに12時をまわっていて、私たちは腕を組んで歩きました。
酔いがまわった勢いで、私は彼女とホテルに入りました。
その際彼女が拒まなかったことを明記しておきます。
そのようにして二人の不倫は始まりました。

と女の関係になっても彼女の積極性は変わらず、私をどちらかといえばリードしました。
それは妻との一方的な関係にあまんじている私にはこの上なく刺激的で、魅力がありました。
私たちの関係は1年ちかく続きました。
彼女は私の家庭のことには一度も口にすることはありませんでした。
そして最後は自分から身を引いて行きました。
女々しいことの嫌いな彼女らしく、不倫においても、潔い態度を貫きました。

[神奈川県 50代 男性]

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